赤ちゃんが生まれたら、出産後のイベントやお祝い事がたくさんありますよね。
この記事では出産後初めてのイベントになろう【お宮参り】についてご紹介します!
お宮参りとは?
お宮参りとは、生まれた土地の守護神である産土神(うぶすなかみ)に赤ちゃんが無事誕生したことを報告し、これからの健やかな成長をお祈りする儀式です。
お宮参りはいつ行く?
男の子と女の子では微妙に異なりますが、
- 男の子は生後31日目
- 女の子は生後32日目
に行うとされています
計算ツール
厳密にその日に行くことが難しかったり、
母子の体調次第では生後1ヶ月後やお食い初めと一緒に行ったりする人も多いようです。
真冬・真夏など赤ちゃんも大変ですしね!
友人は100か日と合わせて行っていました。
お宮参りの当日の流れ
お宮参り当日は神社に参拝してご祈祷を受けます。
(普通に参拝同様にお賽銭を入れてお祈りするだけでも問題ないそうです)
お参りする神社は好きなところを選べますが、遠方だと赤ちゃんや産後の身体に負担にかかるので、
近場がおすすめです!
ご祈祷を受けるには、「ご祈祷料」として神社に納めるのがマナーです。
相場は5000〜10,000円程度です。神社によっては金額が決まっていたり、5000円以上でお気持ちで
決めてくださいというところも。
ご祈祷料は
- のし袋の場合は、紅白で蝶結び水引き付き
- のし袋を用意しない場合は白封筒で代用し、上部に「御初穂料」、下部に「赤ちゃんの名前」を記入することが正式なやり方です
私の地元神社では、お気持ちでとのことだったので、
白封筒に10000円をお納めしました。
ご祈祷時間は15分ほどで、その後家族で記念撮影することが一般的です。
備考:お宮参り予約方法
参拝神社へ電話にて予約するのが一般的でしょう。
赤ちゃんや家族の服装は?
赤ちゃんの場合
お宮参りには厳格なルールがないため、ベビードレスや正装は必要ないです。普段着で問題ありませんが、記念写真を撮ると思いますので、普段着でもお気に入りの服や勝負服を選ぶと良いかと思います。
とはいえ、赤ちゃんは体温調節機能が未発達なので、季節や天候に考慮しながら、赤ちゃんに負担がならない服装を選ぶのがいいですね!
ちなみに、
赤ちゃんにかける着物(産着)をかけ、よだれ掛けと帽子といった祝着(のしめ)
を身につける場合、
下の服は映らないので、服装はなんでもいいなという感想です。
最近はベビードレスを着せている方も多いですよね
大人の場合
お宮参りの参列者は、赤ちゃんと同格または格下になる服装を選ぶといいみたいです。
一般的に「和装の方が洋装よりも格上」と考えられているので、赤ちゃんが和装なら参列者は和装か洋装、赤ちゃんが洋装(ベビードレス)なら洋装で揃えるのが理想です。
祖父母が参列する場合は、事前に赤ちゃんやママパパの服装を伝えていくと
良いかもしれませんね!
ママ:和装なら「着物」、洋装なら「ワンピース」
①赤ちゃんを引き立てる服装を選ぶ
・洋装の場合は、ワンピースでフォーマルカラー(黒、濃紺、ベージュ、グレーなど落ち着いた色)が
最適です
・和装の場合、「訪問着」、「色無地」、「付け下げ」が一般的です。
②身体の負担が少ない・利便性がある服装を選ぶ
産後間もないママの体調を考慮して、負担が少ない服装を心がけましょう。
動きやすさ、授乳可能という点では洋装を選ぶママが増えている気がします。
私は授乳用ワンピースで参列しましたが、赤ちゃんが終始寝ていた為、
授乳をすることはなかったです!
パパ:定番の「スーツ」
ママが着物を着ていても合わせる必要ありません。男性は鉄板の「スーツ」でいきましょう!
スーツは女性と同じく黒、濃紺、グレーなど落ち着いた色を選びます。
シャツは基本白ですが、薄い青やグレーでも問題ありません。
ストライプはカジュアルに見えてしまうため、無地がおすすめ。
ネクタイは、結婚式で着用するような白やシルバーが定番ですが、派手でなければ柄入りや薄青や薄ピンクのパステルカラーでもOKです。
和装する場合は、格の高い着物(礼装など)は避けるのがマナーです。
祖母:和装なら「着物」、洋装なら「ワンピース」か「スーツ」
和装・洋装どちらでも問題ありません。
和装の場合、昔は「黒留袖」が主流でしたが、最近は「訪問着」、「色無地」、
「付け下げ」が一般的です。
洋装の場合は、「ワンピース」や「スーツ」にすることが多いです。
スーツはパンツ・スカートどちらでもOKです。お宮参りは階段や境内を歩いたりするので、なるべく動きやすい服装がベターです。色は落ち着いた色を選びましょう。
我が家はママが洋装だったので、祖母は赤ちゃんと合わせて和装(訪問着)してもらいました。
祖父:定番の「スーツ」
パパと同じくスーツが定番です。
我が家の場合
ママ(私):授乳用ワンピース(濃紺)
パパ(夫):スーツ(濃紺・シャツは薄青の無地)
祖母:着物(訪問着・薄ピンク)
祖父:スーツ(黒・シャツは白の無地) でした
まとめ
・お宮参りは赤ちゃんの成長をお祈りする儀式です。
・場所はどちらでも構いませんが、近所の神社を選ぶと移動などの負担が減ります。
・お宮参りをお願いする神社には早めに電話で予約し、当日はご祈祷料5000〜10,000円を
用意しておきましょう。
・当日の服装はまず赤ちゃんの服装を決め、全体のバランスを考えて参列者の服装を決めましょう。
・ママ・祖母は和装か洋装が一般的で、パパ・祖父はスーツが定番です。